Message & History 代表挨拶・
貴瞬成長の軌跡

Message & History
Message 01

幼い頃からそばにあった宝石で、
社会にできることを探した。
そうして生まれたのが貴瞬だった。

宝石の魅力に気が付いたのは中学生の頃。呉服屋を営む私の実家に、海外で宝石を売買しているという人が商談に来ました。その人の話を聞いた時、日本の宝石が持つ無限の可能性に感銘を受けたのです。それ以来、すっかり宝石に魅了された私は宝飾業界に就職。好きなモノで仕事ができる幸せを感じていました。転機となったのは、2011年3月11日。東日本大震災の被災地をあらゆる産業が支援する中、宝飾業界の自分にはできることがなく、無力感にさいなまれました。「宝石で社会にできることは本当にないのか?」そこで抱いた疑問が貴瞬の源泉となったのです。宝石を売るだけじゃない。宝石を通して社会をよくしたい。人権侵害や環境問題の温床となっている海外の宝石ではなく、日本の都市鉱山に眠る中古の宝石を扱う現在のビジネスモデルは、そんな想いから生まれたアイデアでした。

Message 02

宝石で世界を変えられる。
誰よりもそう信じている。

34歳で貴瞬を創業し、2023年で8期目を迎えました。展示会への出展。主要都市への拠点展開。自社工房の設立。さまざまな挑戦を経て一定の価値を届けられる企業になりました。しかし、創業当時の想いはまだ果たせていません。もっともっと多くの方々へ、日本が誇る中古の宝石の価値を伝えていく。そしていつか、宝石を取り巻く社会問題を解決してみせます。宝石は、物理的には石コロのようなモノ。手のひらに収まる小さな小さなモノ。なのにその輝きは、はるか昔から人間の心を動かし、人生を豊かにしてきました。私はそんな宝石が大好きです。誰にも負けない宝石オタクだと自負しています。この素晴らしさを世界中へ届けていくために、挑戦の手を止めず、精進してまいります。

株式会社貴瞬 辻 瞬

History

2014

2014

たった一畳のスペースから
壮大な挑戦が始まった

宝石店の営業職として10年以上経験を積んだ辻が仲間2人と共に創業。宝石を通して社会に貢献したいという想いを胸に、約1畳のスペースを間借りし、スタートを切りました。

2015

2015

宝石の価値が約20倍に
事業の可能性を信じて貴瞬を設立

中古の宝石を買い取り、価値をつけて販売する。現在まで続くビジネスモデルを試したところ、お客様が価値がつかないと思っていた宝石に価値を見出すことができました。この事実に大きな可能性を感じた辻は、埼玉県川口市に『株式会社貴瞬』を設立しました。

従業員

3

2016

2016

急成長に伴い東京へ進出
北区王子にオフィスを開設

設立からわずか1年で売上は1億円を突破。急激な成長に伴い、東京都北区王子にオフィスを移転。これは、さらなる成長を見据えた一手でもありました。

売上

1億円

従業員

5

2017

2017

初の展示会出展で大盛況
新たな販路を確立

創業当時から構想にあった国内展示会に初出展。独自の商品力で、一流の宝石業者に負けず劣らずの大盛況を記録。朝から夕方まで休憩すらできないほどお客様が殺到しました。

  • 商品の生産を自社で担うためジュエリー工房を設立
  • 東京都台東区東上野 (アーバントップビル)にオフィス移転

売上

5億円

従業員

6

2018

2018

海外展示会にも初挑戦
惨敗からの巻き返しを果たす

香港で開催された海外展示会に初出展するも、国内とのターゲットや需要の違いを読みきれず、思うように売れない結果に。しかし、そこで得た学びを活かして、2回目以降は国内と同様の盛況を収めることができました。その後、バンコクやラスベガスなど、出展する地域を拡大。

  • 東京都台東区東上野 (THE GATE UENO)にオフィス移転

売上

11億円

従業員

8

2019

2019

主要都市への進出をスタート
顧客へのサポート力強化へ

東京以外のお客様に、これまで以上に寄り添うために、主要都市への拠点展開をスタート。第一歩の大阪進出を皮切りに、2020年に福岡、2022年に名古屋支店を設立しました。

売上

17億円

従業員

14

2020

2019

組織開発(各部の発足)

売上

33億円

従業員

26

2021

2021

一般消費者にも宝石を届ける
『POCKET BY KISHUN』を設立

昨今の宝石ブームを受け、一般消費者に宝石を届けるBtoC事業をスタート。馴染みやすさを重視した『POCKET BY KISHUN』というブランド名を命名し、一般消費者向けの展示会やオンラインプラットフォームで販売を始めました。

売上

57億円

従業員

47

2022

2022

さらなる成長を見据え
東京オフィスを移転

東京都台東区台東4-9-2阪急阪神上野御徒町ビルに東京本社を移転

売上

110億円

従業員

104

2023

2023

バンコクに初出店【JEWELLERY AND GEM ASEAN BANGKOK 2023 (JGAB)】

  • ラスベガスのジュエリー展『JCKジュエリーラスベガス』に出展予定(2023年5月時点)

売上

207億円

従業員

128

これまでの宝飾展出展歴

国内

  • 神戸国際宝飾展(IJK)
  • 国際宝飾展(IJT)
  • ジャパンジュエリーフェア(JJF)
  • 国際宝飾展秋(秋のIJT)

海外

  • 香港インターナショナル・ジュエリー・ショー
  • ジュエリー&ジェムアセアン
  • ジュエリー&ジェムアジア香港

KISHUN GOES ON...

Future

再生宝石(アップサイクルジュエリー)事業確立のため、組織をもっと強く

「世界一質が高い」と言われる日本の中古品。香港をはじめとする海外支社を通じて、質の高い買取りサービスを途上国に輸出するため、持続可能な社会を実現するため、「再生宝石(アップサイクルジュエリー)事業」を2026年までに確立していきます。

Action

上記の目標を達成するためには、多方面から継続的な施策を実行していくことが必要不可欠です。社内外・国内外を問わないさまざまなアクションに取り組んでいきます。

理念の浸透

掲げる全ての目標達成のためにMission・Vision・Valueを明確化。評価基準に落とし込むなど、社員全員で同じゴールに向かい行動できる仕組みを作り上げていきます。

人材の採用

永続的な成長には「あらゆる変化に対応できる人材」の採用が不可欠。社外発信や新たな採用企画を通じて「日々変化する貴瞬」に魅力を感じてもらえる人材を採用していきます。

PRの強化

まだまだ知名度が低い「都市鉱山」。「産出国ではない日本が宝石を輸出するなんて」という声があるのも事実です。今後、市民権を得るためにも世界の宝飾展に参加していきます。

お客様とのつながりを強化

BtoC事業「POCKET BY KISHUN」や旗艦店は「色石=貴瞬」というイメージ戦略における重要な手立て。他社との差別化に向けて、新たなお客様へもアプローチします。